広島トスカーナの夕べ
Bottega dell 29 2024.02.29 Thu
Bottega del 29
もう 3年半ぶり?かな、やっと行けたよ「ボッテガ ニック」へ。
いつもの 3人会で、BOSSは初めてのニックさん。写真は先付けで
苺とブッラータ、広島産牡蠣のカンノナウビネガーで。
コメントは月並ながら、牡蠣が濃厚でとろける。
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今回は予約のみコース料理で、あ、やっぱりこれは出るのね. 笑
前菜は香川産ホワイトアスパラガス、春トリュフ。
卵とアスパラが、なんともいえない感じでとろける〜
皿もいいね。
久しぶりのニックシェフ、以前よりさらにダンディになってるね!
やはりカウンターで、このキッチンを観ながら食すのがおすすめ。
ここでピッツァが出てくる〜 広島産 天然真鯛のピッツァロマーノ!
ニックさんのピッツァは、この生地が絶品で好みなのよ。
広島はナポリピッツァの名店が多いけど、ミラノスタイルや
こんな軽くて味わいのある、このピッツァ生地は希だね。
トスカーナがそうなのかな。
なんと 2枚目が出た〜 自家製サルシッチャと ふきのとうを
まぶした、これがなんとも初めての味わいで美味しい!
ふきのとうの苦味がチーズと相まって、イタリアンになってる。
マダム曰く、3人のコースメニューでピッツァが 2種出ることは
まずないとのこと。シェフがどっちも出したかったのか、
わたしのお腹に配慮してくれたのか. 笑
そんな話で盛り上がってる間に、メインのステーキがグリルに。
やっぱり絵になるなぁ〜 ああ、でもひとつ残念なのはなぜか
美人マダムの写真を撮ってなかったこと. 笑
見るからにすでに美味しそうな お肉だ。炭火でじっくりと丁寧に。
アイルランド産 ヘアフォード牛をトスカーナといえば
名物ビステッカ、しかも自然放牧のグラスフェッド牛!
グラスフェッドはこれで 2度目、
シェフが太鼓判押すだけあって格別の味わいだ。
脂身がとても少なくて、赤身肉の味そのものが
噛むたびに溢れるようにひろがるのよ〜
贅沢だなぁ...
お値段以上の満足で満たされた。
おー食べた食べた!と浸ってたら、ここでパスタが間髪入れずに
しかもニックさんらしいピチで! パスタはないのね?と
思ってたらまさかの〆で出す!
アリオーネは葉タマネギのトマトソースで、これはもう
めちゃ旨いっす〜 松山の名店を思い出したね。
ドルチェのビアンコマンジャーレ、王道ですね。
ラッキーなことに BOSSはもうお腹に入らなかったので
2個いただき。
いつもの BIG BOSS 大先輩のお二人と。
ありがたいこの会が始まってちょうど 10年になるけど
10年経っても ソアラ牛来さんの毎度驚かされる事後報告と. 笑
対して BOSSからのするどいフィードバック!
毎回、笑いと学びの食卓で、感謝と一緒に過ごしている。
ご馳走様でした。
それにしてもボッテガニックさん、コロナ禍と一緒にオープンして
たいへんだったのは容易にイメージできる。
でもこうして 3年経って、この 3時間の食卓を味わってみて
リストランテとしてのクオリティが、さらに上がってると思った
( ちょっと偉そうな者の言い方でした。)
寡黙で強面だけど
真摯にトスカーナの食と向き合ってるシェフと
媚びない品のあるホスピタリティで、
おもてなしされるマダム。
老舗から新鋭の人気店まで、広島には
多くのイタリアンレストランとピッツェリアがある。
これは同じ規模の他県と比べてもとても多い。
おそらくアンデルセンやモーツァルトといった老舗が
ずっと 50年以上前から、この地で地道に洋食文化を
根付かせてきたからだと思う。
その広島で、ボッテガニックさんは
とても貴重な一店だと言える。
それにしても私が日本一だと豪語している、
絶品トリッパが食べれなかったのは、悔いが残った。
帰り際にマダムが、
どこかで食事して〆のパスタでもいいので
気軽に寄ってくださいね!と言われて〜
おじさんは泣いちゃいそうです. 笑